やっと秋らしくなってきましたね。とても危険な!食欲の秋です。
今回は運動療法についてお話しします。
運動の習慣をもつことは生活習慣病の予防や生活機能低下等の危険を減らし、全身体力や筋力の維持・向上に大変有効です。
高齢者ではロコモティブシンドロームや認知障害の改善が期待できます。
運動療法として適しているのは、ウォーキング、水中歩行、サイクリングなどです。
ストレッチやラジオ体操、軽い筋力トレーニングなどもあわせて行うと良いでしょう。
ややきついと感じるくらいの強さが適当です。
1日30分以上、週に180分以上を目安に行いましょう。
屋外の運動が無理な方は、自宅の茶の間で腹筋、スクワット、腕立て伏せ、足踏みなどを行いましょう。
すでに運動を行なっている方は現在の運動量を少し増やしましょう。
例えば今より毎日10分ずつ長く歩くようにすると良いでしょう。
ただし、心臓病や、内臓疾患、重い高血圧などを持っている方は主治医の先生とよく相談してください。