睡眠不足は現代の大きな問題ですね。
最近NHKでも特集番組がありましたが、睡眠と病気は密接な関係があります。
歳をとると深く良質な睡眠をとる能力が次第に低下します。
肥満や糖尿病、高血圧、脂質異常などの危険因子を複数持つ患者では、1晩の睡眠時間が6時間未満であると心臓病や脳卒中による死亡リスクが倍増することが判っています。
うつ病や認知症などの発症リスクも高まります。
脳内の認知症の原因物質であるアミロイドβ蛋白は睡眠中に除去されており、睡眠不足になると蓄積されるそうです。
健康に影響する重要な生活習慣因子として、運動や健康的な食生活だけでなく、睡眠にも気を配ることが大切です。
定期的な運動は睡眠改善に効果があることがわかっています。また最近は自然な眠りに導く新しい睡眠剤も発売されています。